さびしい王様 (新潮文庫)

さびしい王様 (新潮文庫)

さびしい乞食 (新潮文庫)

さびしい乞食 (新潮文庫)

さびしい姫君 (新潮文庫)

さびしい姫君 (新潮文庫)

あまり人に言う機会がないけど私は北杜夫が好きだ。
それは多分、彼の作品を読むと、美しさを描くのに美しいものを
描く必要はないということが再認識できるからだと思う。
ナルシズムや自己憐憫を含まない(ただし躁病の気配は
ひしひしと感じる)文章が自分には好ましいのだろう。